どちらも「エコ」な給湯器ですが・・・

大手電力メーカーや家電メーカーのCMでエコキュートが紹介されているのを、よく見かけますね。地球温暖化防止やCO2削減の機運も高まっていますので、その環境性能を大々的にアピールしています。皆さんのお知り合いで実際に導入された方もいると思います。でもちょっと待ってください。環境への貢献度ではエコジョーズとエコキュートは、実はほぼ同等なのです。

と、さも分かったように言っていますが、私も以前はTVCMなどの影響でエコキュートの方が優れていると思い込んでいました。エコジョーズ導入にあたり学んだ知識をご紹介します。

環境貢献度はほぼ同じ

エコジョーズは熱伝導効率を高めることで、これまでロスしていた熱も効率よく使えるようにしたシステムです。エコキュートはお得な深夜電力を使いヒートポンプでお湯を沸かすシステムです。

エコキュート自体はガスや石油を燃やさないのでCO2を発生さません。これは事実です。但し、日本の電力供給は大部分が火力発電です。電気を使う以上、発電によってCO2が排出されている点を見逃してはなりません。

対してエコジョーズは熱伝道効率の向上によりガスを燃焼させる量自体が減り、CO2排出を13%低減させています。つまりエコ貢献度で言えば、両者はほぼ同等であるのです。

使い勝手ならエコジョーズ

これまでガス給湯器を使用しているご家庭なら、エコジョーズを選んだ方がいいと思います。まずは導入コスト面。エコキュートはシステム自体がエコジョーズよりも高価です。第2に設置スペース。エコキュートの場合はヒートポンプユニットと併せ、大型の貯湯タンクを設置しなければなりません。

そして最大の理由は「使い勝手」です。エコキュートは言ってみれば沸かして貯めておいたお湯を使うシステムです。お湯が切れたりシャワーの勢いが弱くなる場合があります。またタンク式ゆえに湯垢の発生が懸念されるため、エコキュートのお湯は直接飲むことはできません。

エコジョーズであれば、従来のガス給湯器と同じ感覚でお湯を使えます。しかも環境と家計の両方にやさしい。それこそが、わが家がエコジョーズを選んだ理由です。